キッチン:IHコンロの意外な落とし穴

住まい便り

 キッチンを選ぶ際に誰もが一度は迷うのがコンロの種類です。最近では賃貸物件でもIHコンロを採用している場合も増えてきたので、新築時に初めてIHを検討する人ばかりでもなくなってきました。

 今回はコンロについて一般的なIHとガスの比較ではなく、実際にIHコンロを4年ほど使って気づいた点を紹介します。

IH用のフライパン・鍋が必要

 いざホームセンターなどでフライパン、冬用の鍋を探すとなるとIHに対応しているか確認が必要になりました。品揃えとしては7:3くらいでガス用が優勢です。価格も少しIHの対応の方が高くなっています。種類もガス用の方が豊富ですし、スキレットなどもIHでは取り扱いが難しいのでライフスタイルに合うかどうか事前に確認が必要です。

あのティファールでさえ…

IH対応でなくとも新生活のスタートでティファールの調理セットを購入したり、プレゼントされたりする方も多いと思うのですが、このティファール製のIH対応鍋を使っていたある日、異変が起きました。カレーに黒いコゲ?のようなものがたくさん浮いている。。。(怖いので食べませんでした。)
 実はこの黒いコゲのようなものは、鍋の表面を保護しているコーティング剤でした。鍋を洗っていると、底面が剥がれてマダラ模様になったり、水膨れのようになっていました。当時はインターネットで調べても中々原因がわからなかったので、ティファールに問い合わせてみることに。

「仕様です」

 なんとも気まずそうにお答え頂きました。IHの火力が強すぎるため、半年程度でコーティング剤が剥離してしまうとのこと。これはティファールだけでなく、市販のコーティングを施した製品でも起こることだそうです。正直フライパンは半永久的に使えるものだと思っていたのですこしショックでした。なお、コーティング剤をすべて剥がせば剥離して料理に混ざってしまう心配はありません。(かなり焦げ付きが酷くなりますが…)
 これ以降我が家ではフライパンは消耗品扱いになりました。また火力も中火までで使うことで寿命を伸ばすことに成功しています。ただし強火が気軽に使えなくなってしまったのは明らかにデメリットです。料理によっては強火で一気に火を入れた方が美味しく仕上がるものもあるのでお料理好きには悩ましい問題です。なお、コーティング剤(大半がフッ素加工)のされていないフライパンなら問題はありません。

 お手入れや安全性は抜群

 お鍋の問題は多少あるものの、やはり五徳がないので油汚れなどの拭き取りが楽です。3日に一回くらい中性洗剤をつけてザーッと拭き取るだけで綺麗に保つことができます。また火が出ないので衣服などに直接引火するような危険性が低いです。子供と一緒に料理を作る時も安心してできます。少し気をつければ優秀なIHコンロ、ライフスタイルに合うようであれば是非ご検討ください。

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