入浴剤が使えないケースも。エコキュートの注意点

住まい便り

 最近我が家にもオール電化工事の営業がちらほらやってくるようになりました。その際必ずトークに出てくるのがエコキュートです。オール電化といえばこの設備。ですが、そのメリットとデメリットをよく比較して自分たちの生活に合っているかを検討する必要は大いにあります。今回はエコキュート設置に関わる注意点について紹介します。

エコキュートとは

 エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクがセットになっている住宅設備です。通常は全て屋外にありますが、寒冷地では貯湯タンクを室内に設置する方法をとることもあります。ヒートポンプユニットで取り込んだ空気の熱で水の温度を上げ、貯湯タンクで保温します。65~90度で保温され、仕様の都度そこからお湯が供給されます。一般的に気温の高い夏場ほど効率よくお湯を作り出すことができ、冬場はお湯を作るために通常よりも多くの電力を必要とし、電気料金への負担が大きくなる傾向があります。
 なお、ケトルなどの電気で直接お湯を沸かすのとは違って空気中の熱を吸収してコンプレッサーで高温化、水に熱を渡す仕組みとなっています。冷媒はCO2です。

方式も3つあり、フルオートタイプ・セミオートタイプ・給湯専用タイプがあります。およそ現在出回っているエコキュートの7、8割はフルオートタイプで、追い焚きや自動保温機能が付いています。一方でセミオートは高温の足し湯によって追い焚き機能をカバーしている他、給湯専用タイプに至っては蛇口を捻らないとお風呂にお湯を張れないという、なんとも原始的な方式になります。

入浴剤が使えないってどういうこと?

 「エコキュートでは入浴剤が使えない」と噂で聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?実は使えない機種使える機種があると言うのが正解になります。使えない、と言うよりも控えた方が吉なのがフルオートタイプのエコキュートです。フルオートタイプは浴槽とタンク内をお湯が循環してしまうためタンク内や配管に入浴剤の成分が付いてしまうのです。金属部品が多く使われているため、金属を腐食させるような成分は各メーカー共にNGです。
 主にNGなのは「にごり」タイプです。入れるとお湯が乳白色などになってしまうタイプはパナソニック以外のメーカーで非推奨でした。しかし、バブやバスクリンといった市販の透明系の入浴剤は問題なしとしているメーカーがほとんどです。お気に入りの入浴剤がある場合には事前に確認しておきましょう。

関連記事

最近の記事

TOP