お湯が出るまで遅いと思ったら

住まい便り

すっかり冬の気温になりました。朝晩の冷え込みがとてもつらいですね。。

 冬場になると温水の出番が増えると思いますが、お湯になるまで時間がかかりすぎる…というご家庭も多いのではないでしょうか?私が経験した中では最長で4分かかった家庭もありました。さすがにシャワーの蛇口を捻ってから4分も冷水を出したままは耐えられませんし、水道代がもったいないです。

 今回は一番手頃で採用数の多いガスの給湯器について、お湯が出るまでの時間とプランの関係について触れておきます。

管の長さにご注意を。

 平面図を確認すると、外釜と言って給湯器本体の四角い絵が家の裏側あたりにあると思います。基本的にお湯を使う場所から給湯器が遠くなればなるほどお湯が出るまでの時間は伸びます。これは給湯器からお湯の出る器具までの配管が長いので運ぶ時間がかかるからです。
 なお、お湯が出るまでの間に出ている水は、前回お湯を使った際に配管の中に残って冷えた水です。最近の給湯器は効率よく水を温めてくれるので、少し大きめなランドセルくらいの箱の中を通って出るほんのわずかな時間でちゃんと温められています。それでもすぐにお湯が出ないのは配管に残った水が全て排出できていないからなんです。

 給湯器が近くても

 図面を確認してみると、意外と近くに給湯器のマークがありました。が、実際お湯がすぐに出ないということは稀にあります。これは家の中に設置されているヘッダーの位置が大きく関係しています。ヘッダーとは、家の中に水やお湯を送る際にそれぞれの器具まで分岐させる器具で、メンテナンス性も高いため採用率が高い工法です。(ヘッダー工法)

 

 青が水、赤やオレンジの配管がお湯を運ぶ配管です。実はお湯も給湯器から直接各設備に運ばれるのではなく、一旦ヘッダーまで送られてから設備に届きます。仮に給湯器が近くにあってもヘッダーが離れた位置にあると当然お湯が出るまでの時間がかかります。

出来上がってからでは遅い。

 配管やヘッダーの位置関係は工事が終わった後に移動させるのはとても大変な作業です。できれば計画段階で無理のない配管計画になっているかチェックしておきたいものです。

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