外壁の表情

住まい便り

 近年住宅の外壁は、機能とコストを両立させたサイディングが主流になっています。Kmewニチハがトップシェアだと思いますが、種類も豊富で木目調だけでも合計100種類以上あります。

 サイディングを外壁に採用するメリットは、なんといってもコストの安さです。プレカットで加工済みの板材が現場に入ってくるので、下地に専用の金具を留めつけてサイディング板を引っ掛けるだけで済みます。(目地はシール材を施工しますが)施工が省力化されることで工賃も抑えられるのでサイディング外壁の住宅はかなり増えてきたと思います。

 ニチハではFu-ge(フュージェ)という目地が出ない商品があり、美観上の欠点の克服とメンテナンスコストの低減を実現したサイディングがあります。一方kmewではSolidoという素材感を前面に押し出した商品展開で、対照的なブランドを打ち出しています。

HPスクリーンショット

 サイディングでも安い種類は市場の流通量も多くなりますので、「よくある外観」になってしまいます。また、サイディングの柄をみて「偽物っぽい」という感想を持つ方もいますが、この感覚の根底にあるのは些細な違和感なのです。工業製品なのでランダムに見える柄も必ずパターンがあります。人間の目はとても良くできていて、この些細な違和感を確実に捉えます。

 コストも大事ですがお勧めは吹き付け仕上げです。目地がなく、表情が豊かです。

 光を受ける面がランダムに荒れているので、見る角度によって様々な表情になります。コストも高いサイディングよりは安く済むことがあるので外観にこだわる方は是非ご検討ください。

遠目で見るとこんな感じになります。

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